e高速道の除雪を効率化

  • 2018.03.05
  • 情勢/気象

公明新聞:2018年3月5日(月)付



佐藤(英)、横山氏ら 運転支援システム視察
北海道岩見沢市



公明党の佐藤英道衆院議員と横山信一参院議員はこのほど、北海道岩見沢市を訪れ、高速道路の除雪作業を効率化する運転支援システムを視察した。道議ら地元議員が同行した。

このシステムは、高速道路の高低差や白線の位置、カーブの曲がり具合などを記録した3次元の地図情報と、準天頂衛星「みちびき」からの測位データを活用し、除雪車の走行位置を誤差数センチの精度で把握。吹雪で視界が悪かったり、積雪でガードレールなどが見えにくい場合でも、車両がスムーズに作業を進められるようにアシストする。今回の試行導入では、道央自動車道の岩見沢インターチェンジ(IC)―美唄IC(美唄市)の約21キロの区間で運用される。

東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)の担当者は、「これまでは作業員の経験や技術が求められたが、そうした部分を補うことができる」と強調。その上で、将来的な完全自動化の実現に期待を寄せた。

衆院国土交通委員会での質問を通じ、自動運転技術を除雪作業車に活用するよう求めてきた佐藤氏は、「雪による交通障害を減らし、除雪作業に伴う事故を防ぐためにも、除雪車の完全自動化を支援していきたい」と語っていた。

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