e防災イベントに起震車

  • 2018.02.02
  • 生活/生活情報

公明新聞:2018年2月2日(金)付



公明議員提案で揺れを体験
愛知・北名古屋市の鹿田地域



愛知県北名古屋市の鹿田自治会と「鹿田地域防災サポーター」が共催する防災イベントがこのほど、市立小学校校庭で行われた。同サポーターの一員である公明党の猶木義郎市議の提案で、地震の揺れが体験できる県の起震車が出動。餅つき大会と同時に開催したことから、多くの親子連れや子どもたちが訪れた。

起震車は、東日本大震災と同じ震度7の揺れを再現した。車に乗った子どもたちは揺れが大きくなると「あっ、あっ、あーっ!」と悲鳴を上げ、驚いていた。子どもと共に体験した母親は「震度7は怖かった。この体験を生かして家の中の家具の配置を考えたい」と話していた。イベントでは地震発生を想定し大勢が一斉に身を守る行動をするシェイクアウト訓練も行われた。

「鹿田地域防災サポーター」は同市議が地域の自治会長らに呼び掛け、2016年に発足。平常時の訓練や災害時の助け合いなどについて町内会単位で定める地区防災計画作りを進めている。また住民の意識を高める防災イベントや災害時の避難所運営を体験するゲーム「HUG」などを実施してきた。

猶木市議は「災害から地域を守るには住民参加で地区防災計画を作ることが一番大事。これからも頑張り続ける」と話していた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ