e勝敗分ける執念の「1票」

  • 2017.10.20
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年10月20日(金)付



1本の電話、LINEが決定打に
03年 神奈川6区 536票差で薄氷踏む勝利
12年 比例九州・沖縄 104万票余り取るも「4議席」へ449票足りず



衆院選は、きょうを含めて残り2日の戦いとなりました。公明党が勝利するためには、最後まで「1票」にこだわり抜く執念の拡大が欠かせません。選挙戦は、僅差で明暗が分かれるからです。

例えば、2003年衆院選の神奈川6区。公明党の上田いさむ氏が8万2000票超を獲得し、何とか勝ちきったものの、次点とは、わずか536票差という薄氷を踏む勝利でした。一方、12年衆院選の、比例九州・沖縄ブロックでは、公明党は4議席をめざし総力を挙げて戦い、104万票余りを獲得しましたが、あと449票足りず、3議席止まりで涙をのみました。

こうした「1票の重み」を示す教訓を決して忘れてはいけません。特に、今回の衆院選は、短期決戦であることに加え、野党の離合集散もあり、共同通信社が15~17日に実施した調査によると、有権者の4割が投票先を決めかねています。最後まで攻めきったところにしか勝機は見えてこないのです。

マスコミの情勢報道の通りの結果が出るとも限りません。09年衆院選では、比例東海ブロックで「公明は今回も3議席を確保しそう」(毎日)と予測されましたが、結果は2議席で前職候補が落選しました。

一方、12年衆院選では、比例北関東ブロックで「(公明は)目標の3議席目には届きそうにない」(同)と報じられましたが、最後まで諦めずに票拡大に挑戦し、3議席を獲得しました。

残り2日、1本の電話、LINEなどのSNSが公明党の勝利の決定打となります。最後の一瞬まで勇気の拡大に挑戦しましょう!

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