e地域間交流進める ロシア上下両院 対日議員グループと懇談

  • 2017.09.19
  • 情勢/国際

公明新聞:2017年9月16日(土)付



山口代表が強調



【モスクワ14日=深沢淳】公明党ロシア訪問団の山口那津男代表、遠山清彦、稲津久の両衆院議員、山本香苗参院政策審議会長は13、14日の両日、モスクワ市内でロシア連邦院(上院)、国家院(下院)の対日議員グループと会談し、日ロ両国の関係進展に向けて議員交流を活発化させることを確認した。

13日に日本大使公邸で行われた上院グループとの会談で山口代表は、安倍晋三首相とプーチン大統領との首脳会談が19回を数え、北方領土での共同経済活動の実施など、かつてないほど信頼関係が醸成されていることを指摘し、「これを基盤とし、議会としても日ロの協力をさらに進めたい」と強調。上院グループのオゼロフ代表は、上院議員は地方代表の色彩が強いとし、「地域間や地方同士の交流は、両国関係に影響するだろう」との考えを示した。

一方、ロシア下院議事堂で14日に行われた会合で山口代表は、公明党の特長について、国と地方のネットワークで政策を実現する力があると紹介。日ロ関係の発展に向けては「都道府県、市町村が政府と共に交流を進めることで、両国民の理解が進み、実際の利益を共有できる」と力説した。

下院グループのシュレポフ代表も、今後の日ロ関係進展に向けて地域間交流が重要になると指摘。出席した対日グループの議員からは、自身の選出地域においてどのような分野で日ロ関係が進んでいるか紹介があった。

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