eムスリム(イスラム教徒)の誘客へ

  • 2017.09.05
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年9月5日(火)付



展示会でハラル食品も
石川氏らが視察
堺市



公明党の石川博崇参院議員はこのほど、堺市北区にある市産業振興センターで開かれた「ムスリムインバウンドEXPO in大阪2017」(同実行委員会主催)を訪れ、関係者と意見交換した。宮本恵子、芝田一の両市議も同行した。

同イベントは、ムスリム(イスラム教徒)向けの商品やサービスを扱う事業者が出展し、情報交換や商談を行う場として開かれた。中東や東南アジアなどのイスラム教圏から、日本へ訪れる観光客が増加傾向にあることから、ムスリム向けの産業を盛り上げ、インバウンド(訪日外国人)の誘客を進めるのが狙い。

イベントでは、約50団体が出展。ムスリムが口にできない豚肉やアルコールを一切使用していない「ハラル認証」を得た食品や商品のほか、イスラム教圏の文化の紹介、日本食を試食できるブースが並んだ。

石川氏は展示会場を見て回り、出展者らから商品やサービスについて説明を受けた。「異文化の受け入れに注力することで、相互理解を深めることもできる。観光振興へ、こうした展示の開催を後押ししていきたい」と話していた。

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