e水害防ぐ対策強化へ

  • 2017.08.21
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年8月21日(月)付



「環七地下調節池」の機能確認
都議会公明党



東京都議会公明党(東村邦浩幹事長)の野上純子副幹事長らは16日、東京都杉並区にある善福寺川取水施設を訪れ、水害軽減の機能を持つ「神田川・環状七号線地下調節池」を視察した。

この調節池は、環状7号線の地下約40メートルに整備された全長4.5キロ、直径12.5メートルの円形トンネル状の施設。約54万トンの水をためることができ、大雨などで神田川や善福寺川、妙正寺川が増水した際、一時的に水を引き込んで氾濫を防ぐ。

一行は、都職員から洪水を防ぐ仕組みや、その効果について聞いた後、排水設備の監視・制御を行う管理棟や、地下にある調節池などを見て回った。

都議会公明党は集中豪雨に備えた、河川の護岸整備や調節池の早期造成などを積極的に推進。都は2025年度の運用をめざし、同調節池と白子川地下調節池を結んで、雨水の貯留量を相互に融通できる連結区間の整備を進めている。

視察後、野上副幹事長は「被害軽減に果たす役割が確認できた。水害を一層減らせるよう防災対策を強化していく」と語っていた。

この日、視察に参加したのは野上副幹事長のほか、薄井浩一、細田勇、慶野信一、古城将夫の各都議。

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