e中小企業 寄り添い支援

  • 2017.04.18
  • 情勢/テクノロジー
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公明新聞:2017年4月18日(火)付



技術革新、事業承継の政策探る
東京・荒川、墨田両区で党対策本部



公明党の中小企業活性化対策本部(赤羽一嘉本部長=衆院議員)と経済産業部会(高木美智代部会長=同)は17日、中小企業の技術革新や事業承継のさらなる支援策を探るため、東京都荒川区の石川金網株式会社と墨田区役所を視察した。

赤羽本部長、高木部会長のほか、石川博崇参院議員、中野洋昌衆院議員が参加。荒川区でけいの信一都本部青年局次長(都議選予定候補=荒川区)、墨田区で加藤まさゆき都議(同=墨田区)が同行した。

一行は、石川金網株式会社のヒット商品である世界初の金網で折る折り紙「おりあみ」の製造・販売状況について、石川幸男社長から説明を受けた。石川社長は「ものづくり補助金を活用して精緻な金網裁断機が導入できたおかげで、おりあみが生まれた」と述べ、先端技術を取り入れる設備投資の重要性を指摘した。

一方、墨田区では区が積極的に取り組んでいる中小企業の事業承継支援策に関して意見交換。区経営支援課は、区のアンケートで「後継者なし」と答えた企業に対し、「マッチングなどのサポートを行ってきた」と説明する一方、区内のマッチングには限界があるとし、広域なネットワークの構築を求めた。

このほか、一行は区が開設した企業の相談窓口「すみだビジネスサポートセンター」を視察した。

視察後、赤羽本部長は「現場に寄り添った実効性のある支援策を検討し、5月には政府に対して政策提言を行いたい」と語った。

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