eIR法案、修正可決

  • 2016.12.14
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年12月14日(水)付



依存症対策の明示など
参院内閣委



参院内閣委員会は13日夜、カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備を促す「特定複合観光施設区域整備推進法案」について、ギャンブル依存症対策の拡充を盛り込み修正した上で、自民党、日本維新の会などの賛成多数で可決した。公明党は党議拘束をしなかった。IR法案は14日の参院本会議で可決されれば、衆院に回付される。

13日の同委は、同日中にIR法案の採決を求める自民党が、民進党と断続的に協議。自民党が(1)ギャンブル依存症の対策の明示(2)法施行後5年以内をめどに見直し―を明記した修正案を提示したことで、民進党が採決を受け入れた。

採決に先立つ質疑では、公明党の里見隆治、西田実仁の両氏が、IR整備を踏まえた経済効果や地域の治安への影響などを聞いたほか、ギャンブル依存症対策を強化する必要性などを指摘した。

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