e地下空間の排水開始
- 2016.12.14
- 情勢/社会
公明新聞：2016年12月14日（水）付
都議会公明党が対応注視
豊洲市場を調査
東京都議会公明党「豊洲市場整備問題対策プロジェクトチーム（PT）」の上野和彦座長と伊藤こういち事務局長は13日、江東区の豊洲市場を訪ね、都が土壌汚染対策を検討する専門家会議の指示に基づき、建物下の地下空間にたまった水の排水を開始したことを受け、現地を調査した。
都はこの日、市場の青果棟や水産仲卸売場棟、加工パッケージ棟、水産卸売場棟の4棟で排水を開始。
青果棟の地上部分に設置された排水装置前で両議員は、都の担当者から、下水排除基準より水素イオン濃度（pH）が高いたまり水に関し、希硫酸で中和させて排水する工程などの説明を受けた。地下水位については「AP（荒川工事基準面）プラス2メートルになるまで排水するには、3カ月程度かかる見通し」と話した。上野座長は「引き続き都の対応を注視していく」と述べた。
