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  • 2016.11.28
  • 生活/生活情報
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公明新聞:2016年11月28日(月)付



学生局がサポート・アクション
12月開始。奨学金とブラックバイトで情報提供



学生一人一人の悩みに寄り添う――。公明党学生局(佐々木さやか局長=参院議員)は12月から、学生党員らが友人に日常生活に役立つ情報を提供する「サポート・アクション」を開始する。

「サポート・アクション」は、奨学金とブラックバイトに関するQ&Aが載ったA4のチラシを活用しながら、多くの学生が抱える課題の解決を応援する取り組み。

奨学金チラシは、奨学金を検討している人に便利なインターネットのサイトや、奨学金の返済方法が分からない人への相談窓口などを紹介する。

日本学生支援機構の2014年度の調査によれば、大学卒業後に低収入などの事情から3カ月以上、奨学金返済を滞納している人は約17万人に上る。

佐々木局長は「奨学金の制度の仕組みやリスクを理解し、返済が大変になった場合の対策も知ってほしい」と語る。

一方、ブラックバイトのチラシは、「勝手にシフトに入れられた」「バイト代の支払日がバラバラ」など、アルバイト先でトラブルを経験しているにもかかわらず、何をどこへ相談していいか分からない人のための情報を記載。15年に厚生労働省が行った初の実態調査では、約6割の学生がアルバイト先で何らかのトラブルを経験したと答えており、相談窓口の積極的な利用も呼び掛けている。

党学生局長代理の真山祐一衆院議員は「自覚していなくてもブラックバイトの可能性があるので、Q&Aを通して、自分の状況を確認してほしい。必要な対策は学生局がしっかり講じていく」と述べる。

なお、ツイッターで「#奨学金」「#給付型奨学金」「#ブラックバイト対策」と検索すると、関係する最新情報をチェックできる。

【PDF】奨学金Q&Aシート[約870KB]

【PDF】ブラックバイトQ&Aシート[約845KB]

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