e実習生の人権、配慮必要

  • 2016.11.02
  • 情勢/国際

公明新聞:2016年11月2日(水)付



制度の適正化に努力を
佐々木さん


参院法務委員会は1日、途上国の若者らが日本で知識や技術を学び自国の発展に生かす「外国人技能実習制度」の適正化法案と、介護福祉士の資格を持つなどの外国人に在留資格を認める出入国管理及び難民認定法案(入管法)について審議を行い、公明党の佐々木さやかさんが質問に立った。

佐々木さんは、受け入れた外国人実習生が不当な処遇で扱われるような人権侵害は許されないと主張し、技能実習制度を適正化する必要性を指摘した。

これに関して金田勝年法相は、「管理・監督体制の強化を図り、技能実習生の保護を強化する」と答弁した。

また佐々木さんは、外国人実習生が介護現場で活動する場合の影響に触れ、「介護現場で働く日本人の処遇改善にも関わるので、さまざまな観点から適正な制度になるよう努めてほしい」と訴えた。

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