e航路、医師の確保が課題

  • 2016.10.03
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年10月2日(日)付



新潟・粟島浦村を訪問
党離島振興対策本部



公明党離島振興対策本部の遠山清彦本部長(衆院議員)らは1日、離島が抱える課題と振興策を探るため、新潟県村上市から北西35キロに位置する粟島(同県粟島浦村)を視察し、本保建男村長から要望を受けた。長沢広明副本部長、山本博司事務局長、新妻秀規の各参院議員と、志田邦男県議(党県本部代表)、板垣千代子村上市議が同行した。

一行は、島内唯一の診療所を訪問。常勤医師が約80年不在な中で看護師が原則2人体制で患者に対応し、村上市にある村上総合病院と週2回、テレビ診療を行う現場の課題を聴取した。

また、観光と教育の両面に活用される牧場や、島外から島内の小中学校に入学・転校を希望する児童・生徒を受け入れる「しおかぜ留学」の様子をはじめ、学習環境を補うため、オンラインで遠隔ライブ授業を行うネット塾の試験導入の実態などを調査した。

懇談では、本保村長が離島航路確保・維持に向けた財政支援や医療従事者の人材確保、光ファイバーケーブルの敷設支援などを要望。遠山本部長は「一つでも多く課題を解決すべく最大限努力する」と述べた。

一連の視察終了後、遠山本部長は「現場の声に基づいて政策や法律、予算に反映していきたい」と語った。

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