e再発防止 幅広く検討へ

  • 2016.07.29
  • エンターテイメント/メディア
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公明新聞:2016年7月29日(金)付



相模原殺傷事件
「障がい者守る」対応強化
山口代表が強調



公明党の山口那津男代表は28日午前、東京都新宿区の党本部で記者会見し、相模原市の障がい者施設で起きた殺傷事件や、31日(日)投開票へ激戦が続く東京都知事選、政府・与党が近く取りまとめる経済対策などについて、大要次のような見解を述べた。


【障がい者殺傷事件】

一、極めて凄惨で残虐な事件だ。容疑者の主張は、身勝手で、到底許されるはずがない。犠牲になられた方々のご冥福を心から祈り、ご遺族、ご家族の方々に謹んでお見舞いを申し上げたい。

一、(公明党の対応について)計画的な犯行であり、予兆もないわけではなかったことを考えると、いろいろな観点から事件が起きた背景を分析し、再発防止策とともに、障がい者への対応などを深く広く慎重に検討していく必要がある。(28日の)党中央幹事会でも、そうした取り組みが重要との意見が出され、政務調査会の関係部会などで検討していくことが確認された。


【東京都知事選】

一、政策を都民に訴えるという点では、増田ひろや候補が最も具体的で説得力がある。東京都は、23区だけでなく、三多摩や、伊豆七島、小笠原といった離島で構成され、過疎地もあれば離島の問題もある。私は、いろいろな有権者の目があることを意識して訴えかけてほしいと増田候補に要望した。

増田候補は、そうしたことに配慮しながら精力的に真摯に政策を訴えている。公明党も、しっかり応援していく。


経済対策で成長加速 公明の要望反映に全力


【経済対策】

一、公明党の要望は多岐にわたっているので、財源との関係で何を優先するかが詰めの議論になる。今回の経済対策は、秋の臨時国会に提出される補正予算だけではない。公明党は、今後のさらなるアベノミクスの加速、成長と分配の好循環を進めていく展望の中で要望している。引き続き、財源を探りながら実現に努力したい。


【憲法改正】

一、落ち着いて議論し、国会の憲法審査会で議論を深めていくことが基本姿勢だ。虚心坦懐に、いわばゼロからのスタートのつもりで議論を深めていきたい。

安全保障の問題に関しては、平和安全法制をつくる過程で、政府・与党として憲法9条の解釈を確定している。それを前提に党内議論をしたい。


【公明党全国大会】

一、2年ごとの人事大会として、秋に予定している。具体的な進め方については、大会準備委員会を発足させ、手続きを進めつつあるところだ。代表選出の手続きはまだ始まっていないので、準備状況を見極めながら、対応を検討したい。

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