e早期帰還の環境整備へ

  • 2015.10.26
  • 情勢/社会
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公明新聞:2015年10月25日(日)付



石井国交相 福島の復興状況など視察



石井啓一国土交通相(公明党)は24日、就任後初めて福島県を訪れ、東日本大震災で甚大な被害に見舞われた相馬市などの復興状況を調査した。


石井国交相は、同市細田東地区の単身高齢者向け災害公営住宅「相馬井戸端長屋」を視察。立谷秀清市長から、孤立するのを防ぎ入居者同士の共助をめざした長屋の特徴などについて説明を受け、入居者と懇談した。


その後、石井国交相は相馬港を訪れ、建設が進む県内初の液化天然ガス(LNG)基地で大型LNG船を受け入れる施設の整備や、津波で損壊した沖防波堤の復旧工事の状況などを確認した。


さらに、福島市の県庁で内堀雅雄知事と会談したほか、伊達市月舘町で復興支援道路「相馬福島道路」の工事の状況なども視察した。


一連の視察を終えた後、石井国交相は記者団に対し、東京電力福島第1原発事故の避難者がいまだに多くいることを踏まえ、帰還を望む人々の願いを叶えられるよう環境を整備していくことが重要だと指摘。その上で、「道路など基幹的インフラの整備と賑わいを回復させ、生活や生業の再建を進めるため、関係省庁とも連携して取り組んでいく」と述べた。

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