e公明、被災地に急行

  • 2015.09.11
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年9月11日(金)付



救援に全力、避難者を激励



公明党の長沢広明参院議員と岡本三成衆院議員は10日、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市に急行し、避難者を激励した。党県本部の井手義弘代表、田村佳子の両県議、遠藤正信同市議、川名敏子・守谷市議が同行した。


避難所の市立石下西中学校には市民ら約170人が避難。長沢氏らは、市職員から現状を聞くとともに、避難者に励ましの言葉を掛けて回った。家族と避難した飯田和子さんは「自宅が大丈夫か心配。万が一のことがあれば支援策をお願いしたい」と語った。


一行は、市役所で高杉徹市長から救援物資の調達について要望を受けた。視察後、長沢氏は「県、市と連携し救援、生活再建に全力を挙げる」と語った。


公明党栃木県本部の輿水恵一顧問(衆院議員)と山口恒夫代表(県議)は10日、県内でも特に被害が集中した鹿沼市に急行。鈴木敏雄市議も同行した。


一行が向かった同市日吉町では、午前3時半過ぎに住宅地の裏山が崩れて土砂が住宅3棟に流れ込み、女性1人が行方不明で必死の捜索活動が続いている。近くに住む女性は「昨日から雨が間断なく降り、朝起きたら山が崩れていた」と語った。一行は、護岸が崩壊し、住宅など3棟が流出した同市玉田町も調査した。


輿水氏は「人命最優先で、住民の皆さんが無事に避難できるよう取り組む」と述べた。



大雨被害に万全の対応



自公党首が確認 救助、安全確保に総力



安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は10日昼、首相官邸で懇談し、記録的な大雨で関東や東北を中心に、河川の増水や氾濫、土砂崩れなどが相次いでいる事態について、政府・与党が連携し、災害の対応に万全を期すことを確認した。


この中で両党首は、雨脚が弱まったとしても、河川の下流域では、雨水が集中し、危険な状態が続くとの見通しもあることから、警戒を緩めず、被災者の救助、安全確保などに総力を挙げることで一致した。


一方、参院で審議中の「平和安全法制」関連法案などの重要法案については、政府・与党が結束して取り組み、今国会成立に全力を尽くすことを確認した。


懇談終了後、山口代表は記者団に対し、同関連法案の参院送付から60日を経過しても議決されない場合、衆院で再可決できる「60日ルール」を適用するかどうかについて、「適用可能な状況になった場合、衆院の理解をもらい、ルールを適用しないで、参院が自らの意思で決断することが求められる」と語った。



公明が洪水対策本部



公明党は10日、北関東で大規模な洪水災害が発生したことに伴い、「北関東洪水対策本部」を党本部に設置した。


対策本部の主なメンバーは次の通り。


○本部長 井上義久

○副本部長 石田祝稔、石井啓一、赤羽一嘉、西田実仁
○事務局長 長沢広明



一方、今回の大雨災害に対して、公明党の山形、福島、茨城、埼玉、千葉の各県本部は10日、県代表を本部長とする災害対策本部を設置した。

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