e「株安」動向注視し対応

  • 2015.08.27
  • 情勢/社会
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公明新聞:2015年8月27日(木)付



国際会議など生かし 日中関係改善さらに
自公党首が確認



安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は26日昼、首相官邸で懇談した。席上、安倍首相は、世界同時株安について「日本経済のファンダメンタルズ(一国の経済活動の状況を示す基礎的な指標)はしっかりしている。引き続き、動向を注視しながら対応していく」との考えを伝えた。


また、安倍首相は、同日午前に行ったオバマ米大統領との電話会談で、世界的な株安に対し日米が連携して対応することを確認したと報告した。


日中関係に関して、安倍首相は、9月初旬の中国訪問を見送ったものの、「関係改善をめざしていくことに変わりはない。与党と共に努力をしていきたい」と強調。今秋、多国間で開かれる首脳会議などの外交日程を関係改善に生かしていきたいと語った。


これに対して、山口代表は、「(関係改善へ)われわれとしても環境を整える役割を果たしていく」と述べた。


懇談では、参院で審議中の「平和安全法制」の関連法案について、今国会成立をめざし全力を挙げることで一致。安倍首相は、「(法案審議に)政府として緊張感を持って対応していく」と述べた。

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