e旅行者に正確な情報発信

  • 2015.08.18
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年8月18日(火)付



箱根町長らと意見交換
太田国交相



太田昭宏国土交通相(公明党)は17日、神奈川県箱根町を訪れ、大涌谷周辺(箱根山)の火山活動による観光業への影響について、山口昇士町長と意見交換し、湯本地区の商店街を視察した。大涌谷周辺では6月末に噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられている。


意見交換で山口町長は、宿泊客が例年の5割近くに落ち込んだとして、「9月以降の予約状況が心配だ」と窮状を訴えた。その上で「(地元では)そろそろレベル2にしてもいいのではとの期待がある」と警戒レベルの引き下げを求めた。


太田国交相は「気象庁には観測体制の強化を指示している」と表明。立ち入り制限の警戒区域は半径約1キロに限られていることから、安全確保を最優先に、国内外に向けて「旅行予定者に正確な情報を提供したい」と強調した。


その後、太田国交相は、箱根湯本駅近くの商店街を回り、創業70年の土産物店店主・村上高嶺さんから警戒レベル引き下げなどの要望を聞いた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ