e抑止力高め未然に戦争防ぐ

  • 2015.08.10
  • 情勢/社会
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公明新聞:2015年8月9日(日)付



京都、滋賀の合同夏季研で山口代表
平和安全法制で講演



公明党の山口那津男代表は8日午前、京都市内で開催された党京都府本部(竹内譲代表=衆院議員)と滋賀県本部(粉川清美代表=県議)合同の夏季議員研修会に出席し、講演した。山本香苗党女性局長(参院議員)が同席した。


山口代表は、参院で審議中の「平和安全法制」の関連法案について、一部野党やマスコミから「戦争に巻き込まれる」との批判が出ていることに対し、「あくまで自国防衛のための武力行使に限定している」と強調。その上で、「日米安全保障体制が機能することを示すことで抑止力を高め、戦争を未然に防ぐものであり、不測の事態を解決する外交の"背景"を強くすることに真意がある」と力説した。


また山口代表は、安倍晋三首相が14日に閣議決定する意向を示している「戦後70年談話」について、「全体として、中国、韓国との関係改善に資する内容でないといけない」と述べた。


一方、議員力のアップに向け、フェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の有効活用に言及。「ダイレクトに接触できない人たちとの交流を通じ、斬新な意見を政策に生かしていこう」と訴えた。


研修会では、山本さんが労働者派遣法改正案などについて解説。竹内府代表、粉川県代表が来年の参院選へ「議員が拡大の先頭に立とう」と呼び掛けたほか、池上知世・滋賀県近江八幡市議、小鍛治義広・京都府議が活動報告を行った。

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