e個人情報の活用を推進

  • 2015.04.24
  • 政治/国会

公明新聞:2015年4月24日(金)付



濱村氏が質問
保護法改正案が審議入り



企業が個人情報をビジネスに利用しやすくするとともに、情報の不正な提供行為に対する処罰規定を盛り込んだ個人情報保護法などの改正案が23日、衆院本会議で審議入りし、公明党の濱村進氏が質問に立った。


濱村氏は、「法整備を行うことで新たな価値の源泉である個人情報の利活用を推進できる」とした上で、個人情報を活用してイノベーション(技術革新)を創出し、経済成長につなげるよう訴えた。


山口俊一・内閣府特命担当相は「個人が特定されないよう個人情報を加工する『匿名加工情報』という新たな類型を設け、一定の条件の下に自由に利活用できる環境を整備する。欧米先進諸国にはない世界初のもので、わが国をビッグデータの利活用先進国へと導く第一歩となる」と、改正案の意義を述べた。

また、濱村氏は、大量の個人情報が国境を越えて流通する時代において、国際的水準の保護体制の必要性を強調。さらに、プライバシー保護を強化するためデータが適切に管理されているかを検証する新設の第三者機関「個人情報保護委員会」について、「質、量ともに充実した人材確保と体制整備を行う必要がある」と指摘した。

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