eコラム「北斗七星」

  • 2015.04.09
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年4月9日(木)付




結党50年から次の50年へと前進を開始した公明党にとって、統一地方選はその緒戦となる。特に前半戦は「かつてない極めて厳しい戦い」として本番に突入。早くも最終盤を迎えるが、これほど多くの選挙区で大激戦を強いられている統一選は記憶にない◆局面打開は、残り3日間の戦いにかかっている。「一人でも多く声を掛けた陣営が勝ち、そうじゃない陣営が負ける。これが選挙だ。間違いなくマジックはない」。ある党の選挙対策責任者の言葉が報じられていたが、他陣営も生き残りに必死だ◆統一選の議員選挙は僅差の争いのため、横一線などのまま投票日になだれ込む。にもかかわらず、公明党候補は、これまで最終盤で大逆転劇を演じてきた。「一人でも多く」との執念の拡大。加えて、公明候補の実績や人柄を前面に訴えることで、難局を打開し、勝機をつかんだ◆これは、住民との密着度が高い公明候補が、地域の生の声を反映した実績を重ねてきたからこそできる。激戦区を駆け回る山口那津男代表が街頭演説で、かなりの時間を当ててアピールしているのも、公明各候補の実現力だ◆有権者の目利きにかなうかは、「政治は結果。仕事をしているかどうか」(太田昭宏国土交通相=公明党)が大きい。新たな歴史を刻む戦いを勝ち抜くために、共々に打って出よう!(辰)

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