eコラム「北斗七星」

  • 2014.12.09
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年12月9日(火)付




あまりの寒さに目が覚めた。時計は午前2時。布団の中で伸びをすると、右足がつりそうになった。日本上空を覆った寒気によって冷え込みが強まったという。テレビや新聞はふぶく各地の様子をニュースで伝えていた◆黄金色に輝いていた街のイチョウ並木の中にも葉が落ち寒々とした姿を見せるものが現れた。この土日を境に衆院選は後半戦。気候の変化が街の景色を瞬く間に変えるように、選挙は何かの拍子にそれまでの風向きが瞬時に変わる◆産経新聞を読んでいたら、『編集日誌』という囲み記事の中にも次のような指摘があった。「選挙はミズモノで、情勢は瞬時に変わります。選挙終盤で風はどちらに吹くのか。選挙班は、ただいま風を読んでいます」◆公明新聞の『党員講座』で紹介していた調査(明るい選挙推進協会)によれば、前回の衆院選では、「投票日の2、3日前」「前日」「当日」の間に29.8%の人が小選挙区で投票する人を、27.9%の人が比例区で投票する政党を決めていた◆つまり3人に1人はこれから投票先を決めるということだ。マスコミの情勢記事に一喜一憂することはない。忙しさが増す師走。交通事故や火災、インフルエンザ、詐欺被害などに十分に気をつけながら、一年の総仕上げと衆院選の勝利にまい進していきたい。(六)

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