e防災で国際連携強化

  • 2014.04.30
  • 情勢/国際
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公明新聞:2014年4月29日(火)付



UNDP総裁補と会談
山口代表



公明党の山口那津男代表は28日、参院議員会館でマイケル・オニール国連開発計画(UNDP)総裁補の表敬を受け、会談した。これには新妻秀規国際局次長(参院議員)が同席した。

山口代表は席上、昨年末にフィリピンを襲った台風被害など、アジアで頻発する災害に触れ、「大規模災害に対するUNDPの支援は大変に重要な役割を持っている」と強調した。

オニール総裁補は、「UNDPにとって、日本とのパートナーシップは災害の分野でも非常に大切」と指摘。来年3月に仙台市で開催される国連防災世界会議に触れ、「災害に対するレジリエンス(抵抗力、回復力)を高めるという点は重要なテーマだ」と語った。

山口代表は、気候変動などの影響で大規模災害が増えつつある中で、途上国の都市や主要な産業を災害から守る視点が開発の重要な要素の一つであると主張。国連防災世界会議を契機に、「防災のための国際連携を強める動きを加速することが重要」と力説した。

また、会談では、社会の多彩な分野で女性の活躍が今後ますます大切になるという点で、意見が一致した。

さらにオニール総裁補は、UNDPに対する日本の資金面での協力を引き続き求めたのに対し、山口代表は「UNDPの重要な役割を踏まえ、これからも支援を継続したい」と答えた。

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