e新・女性サポート・プラン策定へ

  • 2014.04.30
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年4月29日(火)付



党女性委が各種団体と意見交換・調査活動



この5月に取りまとめ、6月の提言をめざしている公明党の「(仮称)新・女性サポートプラン」の策定に向け、党女性委員会(古屋範子委員長=衆院議員)は今、精力的に各種団体と意見交換を重ね、調査活動や視察を進めています。女性を守るとともに女性の力を社会に生かす政策をめざす女性委員会の取り組みを紹介します。


6月の提言めざす

女性がいきいきと能力を発揮できる社会をめざし、党女性委員会が策定に取り組む「(仮称)新・女性サポート・プラン」―。

2008年に策定し、その内容を次々に実現してきた「女性サポート・プラン」を、新たな時代の要請も含めたより強力なものにすることをめざし、女性委員会は古屋委員長を座長に、「新・女性サポート・プラン策定プロジェクトチーム(PT)」を設置し、調査活動や視察、勉強会、各種関係団体などとの意見交換を重ねています。

プロジェクトチームとして2月10日に岩手県紫波町の畜産・農産の現場を視察、3月17日には静岡大学を訪れて女性研究者の活躍支援で意見交換。また女性国会議員が中心となり、東京都大田区の男女共同参画を推進するNPO法人や同中野区の産後サポートなどを行う一般社団法人、神奈川県横須賀市の女性漁業者、福島県いわき市のテレワークを推進する会社をはじめ、さまざまな現場で関係者から話を聞きました。

各都道府県本部の女性局も、地域で積極的にヒアリングを進めています。この中で党宮城県本部女性局(小田島久美子局長=仙台市議)は、女性の視点での取り組みで産直野菜販売所の売り上げを伸ばしている「おんないん会」の関係者と3月28日に意見交換しました。



女性の力発揮


情報通信・科学技術
農業・水産業
環境・エネルギー


新プラン策定に際し、女性委員会は、さらに女性の力を発揮することが期待される分野として(1)情報通信技術(ICT)・科学技術(2)農業・水産業(3)環境・エネルギー―の3分野に重点を置いて取り組んできました。

このうち環境・エネルギーでは、大分県のリサイクル事業者や兵庫県の生協などの取り組みを各県本部女性局が視察したほか、4月28日にはこの分野で中心的に取り組んでいる竹谷とし子プロジェクトチーム事務局次長(参院議員)ら国会議員が福岡県大木町と山口県防府市の生ごみのガス化焼却発電プラントを中心とした複合施設を各県本部の女性議員と共に視察しました。

東京都港区でホテルの備え付けせっけんをアフリカに送る活動をしているNPO法人と意見交換し、北海道の下水処理施設を利用した発電設備などさまざまな環境・エネルギーへの取り組みも視察している竹谷次長は「環境・エネルギーは、生活感に根差した発想の転換が重要で、女性の力が大きく発揮される分野。すべての人が豊かさを享受できる、"慈しみの経済"ともいうべき社会システムの変革を実現したい」と述べています。

プロジェクトチーム座長でもある古屋委員長は「現場の声を政策に生かそうと、全国900人超の女性議員全員で取り組んでいます。子育てや健康に加え、新たな分野でも女性の社会参画を進め、女性の力を生かす政策提言につなげたい」と決意を語ります。

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