e立党精神掲げ次の時代へ

  • 2014.04.28
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年4月28日(月)付



党員と歩んだ50年が誇り
党福岡県本部の研修会で山口代表



公明党の山口那津男代表は27日、福岡市で開かれた党福岡県本部(木庭健太郎代表)の「結党50周年記念 支部長・女性委員・機関紙推進委員研修会」に出席してあいさつし、党員の奮闘に感謝を述べるとともに、立党精神を胸に次の時代へ共に前進していこうと呼び掛けた。山口代表のあいさつ要旨は次の通り。

一、先ほど行われた表彰には党員歴50年という方もいらっしゃった。結党当初から第一線で頑張り抜いてきた方々に支えられ、結党50周年があることに心から感謝申し上げます。党員の皆さまと共に次の時代へ、そして100周年をめざして頑張ろうというスタートにしたい。

一、50年の歴史を持つ政党は数少ない。われわれと歴史を持たない政党の違いは、そういう政党には党発展の推進力となる党員がいない。いったい誰に支えられているのかが分からない。党員に支えていただき、苦難の道を歩み、あるいは栄光の時を刻んできた50年の歴史は、他の政党にはない公明党の誇りだと実感している。

一、今後大事なことは、公明党のあり方や自画像をどうとらえ直すかだ。「議員力アップ」という目標を掲げているが、それは同時に党員力アップにもつながる。議員と党員がそれぞれの立場で、どういう力が今望まれているのかを共に考えていきたい。

一、公明党の特長は「大衆とともに」の立党精神だ。民主主義の基本精神と相通じている。社会が変化する中でも、立党精神がある限り行き詰まりはない。時代が変わっても、大衆の思いや願い、困っている課題をつかむことが最も重要で、それができなくなれば、口で民主主義と言っても懸け離れてしまう。

一、時代の変化に対応し、国民が何を求めているかをつかみ、それを政策にして実現していく。そういう力を失っては、次の時代に党が応えていくことができなくなる。だからこそ、党員、支持者の皆さまと共に歩むことが大事だ。膝を突き合わせて話を聞き、共に行動し、現場主義に徹する。それが「大衆とともに」の肝心な部分だ。結党50周年に向けて、立党精神を胸に先駆を切る闘いをともどもにしてまいりたい。


研修会では、全支部の中から代表7人が活動報告。党大牟田支部の平山伸二支部長(大牟田市議)は、支部会の充実に向けて青年党員らが工夫を凝らした寸劇などを行っていることを紹介。党八幡東支部の園田千穗さんは、機関紙拡大について3月度実配部数で有権者比1%と分会10ポイントを達成した取り組みを語った。

このほか、長年、党勢拡大に貢献された党員の表彰や、支部活動の基本と機関紙の購読推進、地域サポート運動に関する研さんなどが行われた。

会場では、党主催の巡回写真展「『人間の復興』へ」(制作・公明新聞)も開催された。

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