e障がい児のニーズ反映を

  • 2018.04.26
  • 生活/生活情報

公明新聞:2018年4月26日(木)付



鰐淵さん デジタル教科書作成で



衆院文部科学委員会は25日、障がい児などへの学習支援として、教育課程でデジタル教科書の使用を認める規定などを盛り込んだ学校教育法改正案を審議し、公明党の鰐淵洋子さんが現場のニーズを踏まえた同教科書の作成を訴えた。

文字の拡大や音声での読み上げなどが可能な同教科書について、鰐淵さんは「利用者の声を反映したものに作り上げるべきだ」と指摘。子どもたちが抱えている困難など個々のニーズを踏まえて、各教科書会社が教科書を作成していけるよう、政府としての働き掛けを求めた。

文科省側は「(障がい者向けの教材を作る)ボランティア団体と教科書発行者との意見交換の場を設ける」と応じた。

また鰐淵さんは、デジタル教科書を含めた学校現場での情報通信技術(ICT)活用に関して、教員をサポートする専門人材の配置拡充を要請した。

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