e「日本経済の成長」をテーマに

  • 2018.03.22
  • 情勢/経済

公明新聞:2018年3月22日(木)付



党青年委団体渉外ワーキングチーム
飯田泰之・明大准教授招き、活発に勉強会
転職しやすい社会環境へ
地域再生などでも意見交換



一平 公明党青年委員会(委員長=平木大作参院議員)の団体渉外ワーキングチーム(WT、座長=国重徹衆院議員)が、勉強会を開いたんだってね。

京子 そうよ。今月13日、明治大学の飯田泰之准教授を招き、衆院第2議員会館で、「中長期的な日本経済の成長のために必要なこと」をテーマに開いたのよ。

一平 勉強会の様子を教えてくれますか。

支局長 飯田氏は、(1)日本経済の課題は何か(2)経済成長は「移動」から生まれる(3)地域経済の再生が日本経済の生命線――の三つの観点から、日本経済について分かりやすく話しました。

京子 飯田氏は、人口減少社会の経済成長について、会社を辞めても再就職できる環境づくりが必要だとして、「労働力の再配置を容易にする労働市場改革が、これからの経済のカギ」と強調していたわ。

一平 地域経済の再生については?

支局長 イノベーション(技術革新)を起こすには、さまざまな人が交わってアイデアを出すことが重要で、人を引きつける魅力ある街づくりについて語っていました。「その出会いの核となるのは30万~100万人規模の都市だ」というのが飯田氏の指摘です。

一平 魅力ある街づくりって?

支局長 飯田氏は、地元資本の店や個人店が出店しやすい環境づくりを挙げました。具体的には、新設よりも既存施設のリノベーション(改造)を中心として、低いテナント料で多数の出店を可能にし、中心市街地の再活性化(コンパクトシティー化)をめざすべきだと主張していました。

一平 出席議員からは、どんな意見が出されましたか。

京子 「30代、40代の転職を促進するにはどういった政策が必要か」「中小・零細企業の事業者に対して、どのように景気回復の実感を届けていくべきか」などといった質問が寄せられていたわ。

支局長 平木委員長は、「国の財政再建から地域経済の活性化まで、幅広いテーマについて勉強することができた」と感想を述べ、党青年委員会が一丸となって日本経済の発展に取り組みたいと決意を語りました。

京子 三浦信祐青年局長(参院議員)は、「より良い日本の社会をつくるために全力を挙げる」と言っていたわ。

一平 ところで、今回勉強会を開催した団体渉外WTについて教えてもらえますか。

支局長 党青年委員会には、(1)青年政策(2)団体渉外(3)広報企画――の三つのWTがあります。このうち団体渉外WTは、将来を見据え、青年や学生団体のほか、若手論客、社会的起業家、各国大使館などと交流を深める目的で設置されました。

京子 党青年委員会の"顔"として、さまざまな分野の人たちと交流を重ねながら信頼関係を築き、党理解を広げるために活動しているのよ。

一平 なるほど。その活動の一環として、今回の勉強会が開催されたわけですね。

支局長 そうです。勉強会終了後、平木委員長は「三つのWTが連携しながら党青年委の取り組みを積極的に展開し、党勢拡大に走り抜く」と訴えていました。

一平 頼もしいですね! 若者の声をカタチにする公明党の活躍から、今後も目が離せないね。

京子 そうよ。

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