eシルバー人材センターで空き家管理を促進

  • 2018.03.12
  • 情勢/経済

公明新聞:2018年3月12日(月)付



愛知・東海市



愛知県東海市では昨年9月から、市シルバー人材センターによる空き家管理サービスが実施されている。

市は、空き家の所有者から相談を受けたとき、同センターを紹介。同センターが、外から見える範囲で建物の破損の有無や雑草の状況を確認し、現場写真付きの報告書を所有者に送る(1回2000円)。また、追加料金で除草や枝の剪定なども実施する。

市によると、市内の空き家は385件(2月28日現在)。雑草が生い茂り敷地外にはみ出したり、建物の破損が目立つことに関して近隣住民から相談があるという。

市担当者は「所有者への注意喚起も行っていたが、改善しないケースが多い。このサービスを利用して適切に管理するよう促していきたい」と話していた。

公明党の石丸きくお市議は2015年6月定例会で、埼玉県ふじみ野市がこのサービスを実施していることを紹介し、東海市でも導入するよう提案していた。

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