e学校復帰へ寄り添う

  • 2018.03.12
  • 生活/生活情報

公明新聞:2018年3月12日(月)付



市教育支援センター視察
福岡・春日市で党県議団



公明党福岡県議団の森下博司団長と田中正勝、高橋雅成の両議員は先ごろ、不登校などの児童生徒に対する支援体制のあり方を探るため、同県春日市の市教育支援センター(八尋清繁センター長)を視察した。

同センターは、不登校状態にある児童生徒の学校復帰をめざし、自立性や社会性、学ぶ力を育てる多様なサポートを実施。スクールカウンセラーによる継続的な教育相談や、個別支援・学習指導計画に基づき、一人一人に寄り添った活動を展開している。

また、ひきこもりがちな子への働き掛けとして、在宅制システムを導入。自宅で学習できるよう教科プリントをメールで配信し、不登校専任教員による家庭訪問を通じて、答案の提出・添削などを行う。このほか、職場体験や野菜作り、スポーツ交流会など多彩なイベントも開催している。

なお、県教育委員会によると、県内で同センターのような支援施設を開設している自治体は、全60市町村のうち39市町。視察後、森下団長は「学校に通えない子どもたちをサポートする大事な施設と再認識した。県内全域に拡充できるよう精力的に推進していく」と語っていた。

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