e非常用電源として有効 マグネシウム燃料電池

  • 2018.03.05
  • 生活/生活情報

公明新聞:2018年3月3日(土)付



開発の現場を視察
党福島県本部PT・若松座長ら



公明党福島県本部「新エネ社会構想推進プロジェクトチーム(PT)」の若松謙維座長(参院議員)は2日、福島市で、次世代エネルギーとして期待されているマグネシウム燃料電池の実施実験について、関係者から説明を受けた。石川博崇、竹谷とし子の両参院議員、真山祐一前衆院議員が同行した。

YTSインターナショナル株式会社などが共同で開発した非常用マグネシウム燃料電池は、電気化学反応によって電気を取り出す電池の一種で、マグネシウムと塩水で発電する。開発に携わった藤沢孝仁氏は「マグネシウムは海水に含まれるなど地球上に豊富にある」と説明。「既に数ワット程度の出力で発電する製品は市販されているが、今回開発したものは数百ワットで数日間使用できる」と強調。「音や二酸化炭素(CO2)を出さず、災害時の非常用電源として有効」と述べた。

若松座長は、先端産業を集積し新産業創出をめざす「福島イノベーション・コースト構想」の推進に向けて「国政でもマグネシウム燃料電池を後押ししたい」と語った。

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