e住民の安全対策 急務

  • 2018.02.07
  • 政治/国会
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公明新聞:2018年2月7日(水)付



陸自ヘリ墜落現場を視察
佐賀・神埼市で河野氏ら



佐賀県神埼市千代田町嘉納にある民家に陸上自衛隊のヘリコプターが墜落した事故を受け、公明党の河野義博参院議員は6日、現地を視察し、市の担当者から実情を聞いた。中本正一県代表(県議)、野中宣明・佐賀市議が同行した。

同事故は5日、目達原駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)所属の対戦車ヘリ「AH―64D」が、定期整備後の試験飛行中に墜落したもので、乗っていた自衛隊員2人が死亡したほか、小学5年生の女児が軽傷を負った。

町内に住む濱野広瀬さん(70)は、畑に突き刺さったヘリの破片を見て、「本当にぞっとする。二度と繰り返さないようにしてほしい」と不安そうに語った。

市の担当者は、河野氏らに現場の被害状況を説明し、「住民の安全対策が急務」と話した。

河野氏は「早急な原因究明と再発防止を国に徹底して求める」と述べた。


党安保部会 事故原因 徹底究明を


公明党安全保障部会(濵地雅一部会長=衆院議員)は6日、衆院第2議員会館で緊急会合を開き、陸上自衛隊のヘリコプター墜落事故について防衛省から説明を聴取し、事故原因の徹底した究明を求めた。北側一雄、古屋範子の両副代表らが出席した。

席上、同部会は、今回の事故について「二度と起こしてはならない重大事故だ」と指摘。陸上自衛隊内に設置された航空事故調査委員会に対し、「再発防止に向けて調査の透明性を高めるためにも、外部の専門家も委員に入れるよう検討すべき」と強調した。

また、現地対応のあり方に関して、事故の重大性を踏まえ、防衛相も自ら現地へ赴いてほしいと要望した。

さらに、周辺住民や、亡くなった自衛隊員の家族らの心のケアに万全を尽くすよう要望した。

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