e機運逃さず首脳往来を

  • 2018.01.11
  • 情勢/国際

公明新聞:2018年1月11日(木)付



与党訪中受け首相に提言
自公幹事長



自民・二階俊博、公明・井上義久の両党幹事長は10日午後、首相官邸で安倍晋三首相と会談し、昨年12月に与党訪中団として出席した日中与党交流協議会について報告した。両幹事長は「中国側の日中関係改善の機運は相当、盛り上がっている」と指摘。この機を逃さず、首脳往来の実現へ政府として努力するよう提言した。安倍首相は「しっかり取り組む」と応じた。

また井上幹事長は、中国が提唱するシルクロード経済圏構想「一帯一路」について、協議会で中国側から「日本に説明に行きたい」との提案があったことなどに言及した。

安倍首相は「中国側の考え方もかなり整理されてきている。個別の案件について、日本で対応できるものは対応していきたい」と述べた。

一方、安倍首相は、日中韓サミット(首脳会談)についても、早期開催に向けて取り組む意欲を示した。

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