eSDGsで初の表彰式

  • 2017.12.27
  • 情勢/経済
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公明新聞:2017年12月27日(水)付



模範の団体・企業を評価 達成へ取り組み波及
安倍首相、岡本政務官ら出席 



国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けて優れた取り組みを表彰する「ジャパンSDGsアワード」の第1回表彰式が26日、首相官邸で行われ、北海道下川町に初の総理大臣賞が贈られた。表彰式には、安倍晋三首相、岡本三成外務大臣政務官(公明党)らのほか、外務省がSDGs推進大使を委嘱する歌手のピコ太郎さんが出席。グテーレス国連事務総長からもメッセージが寄せられた。

「ジャパンSDGsアワード」は、6月のSDGs推進本部(本部長=安倍首相)会合で創設が決まり、全国の団体・企業から282件の応募があった。総理大臣賞を受賞した下川町は、森林資源を生かした町づくりを進め、過疎化に歯止めをかけたことが評価された。

受賞式を終え、岡本政務官は、「受賞団体や企業の取り組みをロールモデル(模範)にしてSDGsを波及させたい」と語った。

これに先立ち首相官邸で行われた政府のSDGs推進本部の会合では、来年の行動計画「SDGsアクションプラン2018」を決定した。

SDGsは、「誰一人取り残さない」持続可能な世界の実現をめざし、貧困や飢餓の根絶、環境保全など17項目からなる30年までの国際目標。一昨年9月の国連サミットで採択された。公明党は、昨年1月に政党では初めて党内に推進委員会(座長=谷合正明参院議員)を設置するなど、目標達成へ力を入れている。

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