eコンビニ 人手不足の打開へ

  • 2017.12.27
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2017年12月27日(水)付



平木政務官らレジ無人化など視察



平木大作経済産業大臣政務官(公明党)は26日、コンビニエンスストア大手のローソンが東京都港区に開設している研究施設「オープンイノベーションセンター」を訪れ、レジの無人化など深刻な人手不足の克服をめざした取り組みを視察した。公明党の竹谷とし子参院議員が同行した。

同センターでは、あらゆるモノをインターネットでつなげるIoT技術を活用した効率的な店舗運営を研究している。平木政務官らは、精算から袋詰めまでを自動で行う「レジロボ」による接客のほか、商品を手にした客が通過するだけで会計ができる「ゲート決済」、客がスマートフォンで商品のバーコードを読み込んで決済するアプリの利用を体験した。

レジの無人化に関して、担当者は「業務の効率化により従業員の負担軽減だけでなく、利用者にとっては待ち時間の短縮など利便性向上につながる」と説明した。

さらに一行は、専用のタグとセンサーにより商品の在庫や賞味期限などを一括して管理するシステムなどについても聞いた。

視察を終え、平木政務官は「IoT技術には、人手不足など人口減少社会が抱える問題を打開する大きな可能性がある。さらなる技術の進展を後押ししていきたい」と語った。

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