e国民同士の交流を促進

  • 2017.12.04
  • 情勢/国際

公明新聞:2017年12月3日(日)付



山口代表 香港のテレビ局取材で見解



【北京2日=奈良直記】公明党訪中団の山口那津男代表は2日、北京市内で香港の民間衛星テレビ局「フェニックステレビ」からインタビュー取材を受けた。

この中で山口代表は、今回の訪中を通じて、日中韓サミット(首脳会議)や首脳往来の早期実現に向け、環境をさらに整えていく考えを強調した。日中両国の関係改善・発展については「国民同士の交流」が大事だと指摘。中国からの訪日観光客が年々増加していることを挙げ、「国民が実際に相手の国の状況を確かめて、実感をもって好意的な感情を高めていく。こういう努力も大切だ」と語った。

また、日中韓3カ国の関係についても「環境問題や観光振興、(広域にわたる)防災、高齢化への対応、五輪の開催など、3国がウィンウィン(相互利益)で協力し合える共通の課題を探す取り組みが必要だ」とした上で、「日中韓サミットは、こうした課題を率直に語り合う場になってほしい」との見解を示した。

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