e関係改善の動き加速

  • 2017.11.30
  • 情勢/国際

公明新聞:2017年11月30日(木)付



日中交流の節目に基盤強化

山口代表と中華日本学会が懇談



公明党の山口那津男代表は29日、都内で、来日中の中華日本学会の高洪常務副会長(中国社会科学院日本研究所所長)ら一行と会い、日中両国の関係発展に向けて懇談した。井上義久幹事長、北側一雄副代表らが同席した。

席上、山口代表は、今年が日中国交正常化45周年、来年が日中平和友好条約締結40周年に当たることから、「相次ぐ節目を生かして日中関係の発展のために交流を重ねていきたい」と強調。首脳の相互訪問や日本での日中韓サミット(首脳会議)の早期開催を通じて、関係改善の動きをさらに進めるべきだと主張した。

さらに、山口代表は、きょう30日に出発する中国訪問や、年末に予定される中国での「日中与党交流協議会」などの議員交流によって、「日中の未来に向けて揺るぎない基盤をつくりたい」と意欲を示した。

高常務副会長は、公明党が一貫して中日友好に取り組んできたことに謝意を表明した上で、中日関係の発展には「現時点から来年にかけてが一番重要な時期だ」との見解を述べた。

また、10月の中国共産党第19回党大会で新指導部が発足した後に初めて開かれる「中国共産党と世界」対話会に山口代表らが出席することに触れ、「公明党の努力で中日関係を進めてほしい」と期待を込めた。

懇談会では、日中両国に関わる外交や経済などについて意見交換。山口代表は、民間交流の活発化で「互いが友好的な感情を深めるようにしたい」と述べた。

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