e対立を乗り越え核軍縮

  • 2017.11.22
  • 情勢/国際

公明新聞:2017年11月22日(水)付



山口代表 来春の準備会合議長と懇談

20年NPT運用検討会議



公明党の山口那津男代表は21日、参院議員会館で、2020年の核拡散防止条約(NPT)運用検討会議に向け、来春に予定される第2回準備委員会で議長を務めるアダム・ブガイスキー在ウィーン・ポーランド大使の表敬を受け、懇談した。斉藤鉄夫幹事長代行、核廃絶推進委員会の浜田昌良座長(参院議員)、平木大作青年委員長(同)が同席した。

山口代表は、20年の検討会議の成功には「核兵器禁止条約を巡る対立などが持ち込まれないよう、丁寧な準備を重ねることが大切だ」と指摘。核保有国と非保有国双方の有識者が核軍縮の進め方を議論する「賢人会議」が今月27日から始まることに触れ、「賢人会議の提言を準備会合に取り入れ、実りある次のステップとなることを期待したい」と述べた。

ブガイスキー大使は、自身の役割について「立場の異なる国の間を取り持ちながら、(議論を)前に進めていくことだ」と強調。

日本のこれまでの貢献に謝意を表した上で、「NPTの措置は安全保障の信頼性をより高め、重要になり得る。それに向けて努力したい」と語り、引き続き日本の貢献に期待を寄せた。

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