e石井国交相に要望

  • 2017.11.15
  • 政治/国会

公明新聞:2017年11月15日(水)付



河川の治水、土砂災害対策強化など


京都府知事


石井啓一国土交通相(公明党)は7日、国交省で京都府の山田啓二知事と会い、河川の治水対策などに関する要望を受けた。公明党の竹内譲衆院議員が同席した。

山田知事は、先月の台風21号の大雨による影響で、由良川流域で下水道などが雨水を排水しきれず、あふれる内水氾濫が発生したことなどに触れ、「排水ポンプ車を導入するなど、命を守る施策を進めていただきたい」と述べ、河川の治水対策や土砂災害対策を推進するよう求めた。また、新名神高速道路の早期全線開通や舞鶴港の機能強化について要望した。

これに対し、石井国交相は検討していく姿勢を示した。


黒崎バイパスの全線供用など求める


北九州の2団体


石井国交相は9日、国交省で北九州市の国道3号黒崎バイパス建設促進期成会と響灘エネルギー産業拠点化推進期成会(ともに利島康司会長)の関係者と会い、要望を受けた。公明党の秋野公造参院議員らが同席した。

席上、両期成会の北橋健治顧問(市長)は、同市内を走る国道3号黒崎バイパスについて、これまでの一部供用により渋滞緩和や物流の効率化が図られていることに言及し、早期全線供用に向けて本道路整備事業予算を確保することなどを求めた。同バイパスの建設予算は、同期成会が2014年から毎年、国交相に要望を行い、増額されてきた経緯がある。

石井国交相は、「なるべく早く実現できるように努力していく」と述べた。

響灘エネルギー産業拠点化推進期成会の要望では、北橋顧問らがエネルギー産業の拠点化が計画されている同市響灘地区に関して、洋上風力発電の基地港湾のあり方の早期検討をするよう訴えた。石井国交相は、研究・検討する考えを示した。

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