e「声を受け止めてくれた」

  • 2017.11.09
  • 政治/大阪

公明新聞:2017年11月8日(水)付



横断歩道にエスコートゾーン

大阪市

公明議員の連携で実現



大阪市西区の市営地下鉄・肥後橋駅前の交差点に先ごろ、エスコートゾーンが設置され、視覚障がい者から喜ばれている。

エスコートゾーンは、横断歩道の中央に点字ブロックのような突起物を設け、視覚障がい者を安全に誘導するもの。

現場は変則五差路の交差点で、主要地方道の通称・土佐堀通と同・四つ橋筋が交わる交通量が多い地点。道に傾斜があるため、視覚障がい者にとってはまっすぐ渡りにくく、危険な状態が続いていた。近くには社会福祉法人「日本ライトハウス」の施設があり、年間約5000人の視覚障がい者が足を運ぶことから、多くの利用者から安全対策を求める声が上がっていた。

同施設の利用者の一人で、兵庫県伊丹市で視覚障がい者の就労支援を行う「ファーストウィンドの会」の濵田昭二代表から相談を受けた公明党の山本恭子・伊丹市議が、西徳人・大阪市議に連絡。横断歩道は府の管理であることから、西市議はすぐさま川岡栄一府議とも連携し、市・府当局にエスコートゾーンの早期設置を働き掛けてきた。

川岡、西、山本の各議員は先ごろ、濵田代表らと共に現地を訪れた。濵田代表は「安心して歩けるようになった。私たちの声を受け止めてくれてありがたい」と公明議員の尽力に感謝するとともに、「エスコートゾーンが各地にもっと広がれば」と期待を寄せた。

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