e難病の早期発見へ

  • 2017.11.07
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2017年11月7日(火)付



DNA研究の実用化探る

党千葉県議団



公明党千葉県議団(藤井弘之団長)はこのほど、公益財団法人かずさDNA研究所(同県木更津市)を視察し、難病の早期発見に向けた遺伝子医療について、田畑哲之所長らから説明を受けた。

同研究所は、遺伝子研究の中核施設として1994年に開所。植物やヒト遺伝子の研究において世界的な成果を上げている。今年7月には、衛生検査所として登録され、病院などから血液などの検体の受け入れが可能となったことから、指定難病の確定診断に必要な遺伝学的検査と、希少難病「ライソゾーム病」の新生児スクリーニングを実施している。

田畑所長は、医療機関と連携しながら難病の早期発見や症状の重篤化防止に取り組んでいることを説明した上で、「これまで研究所が培った技術と知識を医療、農業などの分野に応用し、実用化をさらに進めることで、社会貢献につなげたい」と語っていた。

視察を終えた藤井団長は「今後も、DNA研究の実用化が進むよう、取り組みを支援していきたい」と述べていた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ