e各地で活発に調査活動

  • 2017.08.07
  • エンターテイメント/情報

公明新聞:2017年8月7日(月)付


地域の課題解決へ向け、各地で公明党議員が活発に調査活動を展開している。


原発避難路の現状確認


整備には財政などに課題 竹内氏ら 京都・舞鶴市

公明党の竹内譲衆院議員はこのほど、京都府舞鶴市を訪れ、地震などにより原子力災害が生じた場合、住民が避難に使う経路を視察した。地元市議らも同行した。

同市は福井県高浜町にある関西電力高浜原子力発電所からほど近いところに位置し、人口のほとんどが高浜原発から30キロ圏内(UPZ)に居住。5キロ圏(PAZ)内には約30世帯が生活している。

市は防災計画を策定しているが、課題となっているのは「PAZに準ずる地域」に指定されている若狭湾に面した大浦半島の先端部分の地域。この辺りはUPZであるものの、地形の特性から、一度、原発の方向に向かわなければ避難できない上、現状では避難に使える道路が1路線しか存在していない。さらに、この道路は道幅の狭い山道で、地震による土砂崩れの危険性のあるポイントが多数存在している。

府の担当者は、これまで市と連携を取りながら、新たな路線の確保や、のり面の補強に着手しているが、財政面など課題が多く「なかなか進んでいないのが現状」と説明。「今のペースでは整備完了の見通しが立たない」とし、竹内氏に対して財源確保や法的措置に関して支援を要望した。

視察後、竹内氏は「避難ルートの確保は重要な課題だ。国、府、市で緊密に連携を取り対応を進めていく」と述べた。


日本ワインを世界へ


市場拡大の方策で意見交換 矢倉政務官と竹谷さん 山梨・北杜市


矢倉克夫農林水産大臣政務官(公明党)はこのほど、山梨県北杜市を訪れ、農業生産・加工現場などを視察した。これには公明党の竹谷とし子参院議員、内田俊彦、進藤正文の両北杜市議が同行した。

視察したのは、魅力ある生活環境の整備促進に取り組む「農家住宅モデル地区」と、高い技術でパプリカの大規模生産に成功した「株式会社ベジ・ワン北杜」、世界最大のワインコンクールで日本初の金賞を受賞した「中央葡萄酒株式会社三澤農場(ミサワワイナリー)」。

このうち、ミサワワイナリーでワイン貯蔵庫などを視察した矢倉政務官は、三澤茂計社長と意見を交換。この中で、矢倉政務官は「品質の優れた日本のワインを世界に広く発信できるよう、環境整備のあり方やマーケットを広げる方策について、生産者側と共に知恵を働かせ創意工夫していきたい」と述べた。


学校トイレ 洋式に


上田氏ら 改修した現場を視察 神奈川・平塚市


公明党神奈川県本部の上田勇代表(衆院議員)はこのほど、昨年度にトイレを改修した平塚市立中原中学校を視察し、守泉光江校長や市教育委員会の担当者と意見交換した。これには、佐々木さやか参院議員、同県本部所属の地方議員も同行した。

文部科学省が、昨年11月に発表した全国の公立小・中学校のトイレの状況調査によると、神奈川県は便器の洋式化率が58.4%で全国トップ。しかし、各市町村によって洋式化率に差があり、災害時は避難所として高齢者なども利用する場合があるため、県本部として洋式化に力を入れて取り組んでいる。

同中学校は、4階建てで各階に2カ所あるトイレを洋式化した上、内装も改修した。守泉校長は「トイレ全体がきれいになり、生徒からも好評だ」と話していた。

視察を終えた上田県代表は「予算の確保も含めて、学校施設の整備にさらに取り組んでいきたい」と話していた。

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