e治水設備の耐震 万全に

  • 2017.07.24
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年7月24日(月)付



水門の補強工事を視察
石井国交相と細田都議
東京都



石井啓一国土交通相(公明党)は20日、震災に備えた治水設備の強化に向け、東京都建設局が江東区や墨田区など東京東部の低地帯で進めている水門の耐震補強工事の現場を視察した。都議会公明党の細田勇議員が同行した。

一行は、竪川と隅田川左岸の合流地点に位置する墨田区の竪川水門を訪問。都建設局江東事務所の小林一浩所長の案内で、水門に組まれた足場に上り、工事の進ちょく状況を確認した。小林事務長は「将来的に考えられる最大級の地震に対応するための補強を行っている」と話した。

石井国交相は、隅田川の治水の要を担う同水門の役割を強調し、「洪水対策に万全を期すため、関連施設の耐震化を国としても応援していきたい」と述べた。

細田都議は、ハード面での治水対策の推進に加え、「1級河川流域の自治体が共同で避難訓練を実施するなど、広域連携の強化による防災力の向上に取り組みたい」と語った。

石井国交相はこれに先立ち、荒川右岸に整備された足立区新田地区のスーパー堤防を視察。その後、災害対策支援船「あらかわ号」に乗って荒川を下り、水面の高さの異なる川の間を船が行き来できるようにする江戸川区の「荒川ロックゲート」を確認した。

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