e那覇市議選 全員当選

  • 2017.07.11
  • エンターテイメント/情報

公明新聞:2017年7月11日(火)付



公明7氏 得票数増で大混戦制す



沖縄県那覇市議選は9日投開票され、公明党現職の大浜安史(60)、翁長俊英(60)、喜舎場盛三(64)、糸数昌洋(57)、桑江豊(62)、野原嘉孝(54)、大城幼子(53)の7氏が、上位で全員当選を果たし、現有議席を死守した。

過去最低の投票率の中、公明は総得票数で前回より2440票増やした一方で、各政党は軒並み票を減らし、共産は1943票減。政党で得票率を伸ばしたのは公明だけだった。また、同市議選では市政運営に厳しい評価が下され、市政を支える共産などが中心となった"オール沖縄"勢力は、過半数を得られず打撃となった。

定数40に対する当選者の党派別内訳は、公明7、自民7、民進1、共産7、維新1、社民3、社大2、無所属12(前回=公明7、自民15、民主2、共産6、社民3、社大2、そうぞう1、無所属4)。当日有権者数は25万5081人。投票率は51.20%。

公明7氏の得票数と順位(○内の数字)は次の通り。

大城幼子 3535 ③

桑江豊  3274 ⑤

糸数昌洋 3226 ⑥

翁長俊英 3111 ⑦

喜舎場盛三 3007 ⑨

野原嘉孝 2921 ⑩

大浜安史 2625 ⑭


「知事派」が過半数割れ

9日投開票の那覇市議選(定数40)で、翁長雄志沖縄県知事を支持する勢力が過半数を失い、衝撃が広がっている。1月からの県内市長選3連敗に続く敗北。

宮古島、浦添、うるまの各市長選では、いずれも翁長氏の推す新人が敗れた。那覇市は同氏が知事就任前に市長を務めたお膝元で、人口は県内最多。その市議選で、同氏を支持する議員の議席は20から18に減った。18人の顔触れにも変化が見られる。同氏を支えていた保守系現職が破れ、共産党の議席が増えるなど、革新系の色合いが濃くなった。

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