e九州北部豪雨 実態調査踏まえ要望

  • 2017.07.10
  • 情勢/社会
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公明新聞:2017年7月9日(日)付



濵地氏、高瀬さんら 党福岡県本部が知事に



公明党福岡県本部の濵地雅一代表(衆院議員)は8日、福岡県庁で小川洋知事と会い、県内での集中豪雨に対する緊急要望を行った。高瀬弘美参院議員、党福岡県議団(森下博司団長)の各議員が同席した。

濵地氏は、5日からの断続的な豪雨により、朝倉市や添田町、東峰村を中心に甚大な被害が生じたことを受け、県本部として議員が被災地に急行し、実態調査に努めてきたことを説明。

その上で、(1)被害状況の適切な把握と早期の情報収集(2)人命救助や行方不明者の捜索、孤立地域の解消に向けたマンパワーの確保と関係省庁との連携強化(3)被災者に必要な救援物資の提供―など8項目について迅速な対応を求めた。

小川知事は、公明党の要望を受け止め「一日も早い被災者の生活再建へ、引き続き協力をお願いしたい」と語った。

九州北部を襲った記録的な豪雨で大きな被害が出た福岡、大分両県では8日も、行方不明者の捜索や孤立集落での救助活動が続けられた。死者は福岡、大分両県で少なくとも15人。福岡県内では20人以上と連絡が取れず、朝倉市などで数人が心肺停止状態で発見された。大分県では依然、500人超が孤立している。

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