e根絶へ全力 ミカンコミバエ

  • 2017.07.05
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年7月5日(水)付



マンゴー農園を視察
鹿児島・沖永良部島で河野氏



鹿児島県沖永良部島で、かんきつ類に被害を与える害虫「ミカンコミバエ」の誘殺が確認されたことを受け、公明党の河野義博参院議員は4日、和泊町(同島)のマンゴー農園を視察した。これには、与勝広・奄美市議、東弘明・同町議も同行した。

「沖永良部島ではマンゴーがいよいよ収穫時期を迎える。無事に出荷できればいいが......」と沖永良部果樹生産組合の西賢一郎組合長(67)は、表情を曇らせる。

同島でミカンコミバエが確認されたのは37年ぶり。県沖永良部事務所は、6月21日から3匹の誘殺を確認したと発表している。現在までに農作物への被害は出ていない。

視察後、河野氏は「2015年に奄美大島で被害が広がったことを教訓に、迅速な対応でミカンコミバエを根絶していく」と語った。

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