e政策実現 際立つ公明

  • 2017.07.03
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年7月3日(月)付



山口代表駆け付け 劣勢の7候補支援訴え
奈良市議選告示 9日(日)投票



公明党の山口那津男代表は2日、告示を迎えた奈良市議選(定数39)の街頭演説会に駆け付け、「公明7候補を勝たせてほしい」と訴えた。現職の森岡ひろゆき(59)、伊藤つよし(53)、みやいけ明(52)、くり雄二(59)、ふじ田さちよ(55)、新人の田畑ひさえ(58)、そうだ哲朗(51)の各候補も逆転へ力強く決意を表明した。投票日は9日(日)。

山口代表は、市議選の争点について「社会の変化に応じた政策を次々と実行していく政策実現力が問われている」と指摘。子ども医療費無料化の拡充や中学校給食の実現など市議会公明党の実績に触れ、「結果だけでなく、どのように実現してきたかを具体的に訴えられるのが"本物の候補"であり、それが公明候補だ」と力説するとともに、「予算に反対ばかりで『あれをやった、これをやった』と"つまみ食い"するような政党に実績を語る資格はない」と強調した。

立候補者の党派別内訳は公明7、自民7(現)、民進2(現)、共産7(現)、日本維新の会4(現1、新3)、諸派2(現、新)、無所属21(現12、新8、元1)の計50人。自民・同党系無所属10人は安泰。維新は無党派層に広く浸透し圏内へ。議席維持へオルグを投入する共産と、労組票を固める民進・同党系無所属4人は着実。残る14議席をめぐり公明7を含む23人が激しく競る。諸派は追い上げに躍起。

前回7人中6人が下位当選だった公明は他陣営の締め付けがきつく、伸び悩む。同日実施の市長選が過熱し投票率アップと当選圏の上昇も確実なだけに、人脈総当たりの猛拡大が急務だ。

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