e他を圧する猛攻を

  • 2017.06.16
  • エンターテイメント/情報

公明新聞:2017年6月16日(金)付



藤井一 現、遠藤守 現
都議選・大田区(定数8)
公明2議席確保 危うし
残り3 自2、共と激突



23日の告示まで7日となった東京都議選(7月2日投票)で有力15人が出馬を表明している大田区(定数8)は、かつてない大混戦に。各党が総力を挙げて党勢を拡大する中、公明現職の藤井一、遠藤守の両氏は混戦から抜け出せず、2議席確保が危うい情勢になっている。

都民ファーストは元職と新人の予定候補2人に加え、さらにもう1人を擁立する構えで、3議席確保の勢い。これに危機感を募らせる自民現の3人は、必死に地盤を固め、1人が抜けて優勢に。1議席増を狙う共産は、新人2人を擁立し、ビラの全戸配布など活発な運動を展開。無党派層を中心に浸透し、1議席の確保は確実と見られる。

残る3議席をめぐり、自民現の2人と共産新、公明の藤井、遠藤両氏が激しく争っている。これを新人1人に絞って、議席回復を狙う民進と、維新現が猛追。全く予断を許さない混とんとした情勢で、勝敗が僅差で決するのは必至だ。

藤井、遠藤両氏は根拠のない安泰説で切り崩され、藤井氏の出遅れも挽回できていない。伝統の大田区の2議席死守には他党支持層や無党派層に食い込む"攻め"の拡大が急務だ。

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