e日中発展へ共に尽力

  • 2017.06.01
  • 情勢/国際
[画像]メインイメージ

公明新聞:2017年6月1日(木)付



山口代表、楊潔篪国務委員と会談
北朝鮮問題 両国で連携深め解決を



公明党の山口那津男代表は31日、都内で中国外交を統括する楊潔篪国務委員(副首相級)と約40分間にわたり会談し、日中関係の改善、発展に向け共に努力することで一致。両国間の課題解決へ双方の適切な対処が必要との認識も共有したほか、北朝鮮問題などでも意見交換した。冒頭、楊国務委員は「公明党の中日関係の改善と発展促進のための大きな努力を高く評価する。中日双方が、共に努力し関係改善の勢いを維持したい」と強調。山口代表も「双方の努力が大きく実り関係が改善するよう、わが党も努力したい」と語った。


ハイレベル往来、活発に 山口代表
自然な流れで実現めざす 楊氏

席上、山口代表は、今年が日中国交正常化45周年、来年は日中平和友好条約締結40周年という大きな節目に当たることから、この機会を関係改善に生かすべきだと力説。楊国務委員も同意した上で、「中国と日本は近隣同士であり、歴史をかがみにして未来に向かう必要がある。食い違いも適切に処理すべきだ」との認識を示した。

その上で、山口代表は、「日中関係はハイレベルの往来をさらに進めていく必要がある」と指摘。7月にドイツで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ「日中首脳会談を実現すべきだ」と強調するとともに、「習近平国家主席に適切な時期に訪日いただくことを望んでいる」との考えを伝えた。

さらに、次の開催で日本が議長国を務める日中韓サミット(首脳会議)の早期実現や、日中与党交流協議会の早期開催にも意欲を示した。

楊国務委員は、G20での首脳会談や、首脳の相互訪問など、山口代表の要請に対し「われわれも重視している。双方が歩み寄り、自然な流れで実現できるような雰囲気づくりが大事だ」と表明。日中韓サミットも「重要だ。タイミングを日本と意思疎通を図りたい」と述べた。

一方、北朝鮮問題について山口代表は、「国民が最も心配している問題であり、中国の役割は極めて大きい。両国間で連携を深めて問題の解決へ努力をお願いしたい」と要請した。

これに対し、楊国務委員は「朝鮮半島の非核化や平和・安定の維持、平和的な解決の道を堅持するのが中国の立場だ」と説明した上で「中国は責任ある大国として国連安保理決議を厳格に実行する。核・ミサイル計画をやめさせるために努力し、平和交渉に力を入れる」と答えた。

また山口代表は、東シナ海で尖閣諸島を巡り、中国公船が相次いで日本の領海に侵入した問題に触れ、「注意深く適切に対処していくべきだ」とし、再発防止に向けた中国側の対応を求めた。

楊国務委員は、「海上問題で中日間の食い違いをマネジメント(管理)し、安定させていかなければならない」と述べた。

会談には、公明党から井上義久幹事長、北側一雄副代表、石田祝稔政務調査会長、赤羽一嘉国際委員長代理(衆院議員)、西田実仁広報委員長(参院議員)が出席。中国側は程永華駐日大使らが同席した。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ