e対北 圧力強化へ連携

  • 2017.05.30
  • 情勢/国際

公明新聞:2017年5月30日(火)付



山口代表が力説 繰り返す暴挙許さず



公明党の山口那津男代表は29日昼、国会内で行われた党参院議員総会であいさつし、同日早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられることに対し、「暴挙を繰り返す北朝鮮の行動は断じて許すことはできない」と非難した。

山口代表は、今後の北朝鮮への対応について、先の先進7カ国首脳会議で、北朝鮮問題にG7が結束して取り組むことを確認したことから、「国際社会と連携して圧力を強め、対話のための対話ではなく、国連を中心に北朝鮮の暴挙をやめさせる取り組みを進めていく」と語った。

テロ対策については、G7サミットで採択したテロ防止への共同声明を実行していくため、各国との情報共有などがしやすくなる国際組織犯罪防止条約(TOC条約)を締結することが重要と指摘。29日の参院本会議で審議入りした組織犯罪処罰法改正案(テロ等準備罪法案)の成立は、同条約締結に必要だと強調した。

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