e子どもの成長・健康をサポート

  • 2017.05.29
  • 生活/子育ての補助金・助成金

公明新聞:2017年5月29日(月)付



不登校の生徒支える
教育相談事業を視察 奈良市議会公明党



各地で子どもの成長・健康をサポートするために、公明党議員が奮闘している。その取り組みを紹介する。

奈良市議会公明党の森岡ひろゆき幹事長、伊藤つよし、みやいけ明、くり雄二、ふじ田さちよ(いずれも市議選予定候補)、高杉美根子の各市議はこのほど、党奈良支部の田畑ひさえ、そうだ哲朗の両副支部長(同)と共に、奈良市内にある「市教育センター」を訪れ、同センター6階で行われている教育相談事業を視察した。

この相談事業では、不登校の生徒への相談・学習支援と、発達障がいの傾向にある児童・生徒に対するカウンセリング、読み書き指導などの特別支援を行っている。このほか、子育てに悩む保護者や生徒との接し方に不安を持つ教職員の相談にも応じている。

一行は、担当者から説明を受けた後、相談室や学習室を見て回った。案内をした宮廻なをみ教育相談課長は「心理的な部分だけではなく、学習能力など発達に関する悩みから不登校になった子どもたちに対して、一体的な支援を行っている」と話していた。

教育相談事業について市議会公明党は、不登校対策の観点から一貫して推進してきた。森岡幹事長は「悩みを持つ生徒へのきめ細かい支援をこれからも進めていく」と話していた。


子育て世帯の負担軽減


医療費無料化 18歳まで拡充 京都・井手町

京都府井手町は4月から、子どもの医療費無料化の対象を18歳までに拡大した。推進してきた公明党の岡田久雄町議はこのほど、対象となる家庭の親子と懇談し、喜び合った。

同町はこれまで、中学3年生までを対象に府内の医療機関にかかった際の通院・入院費の全額助成を、所得制限を設けずに行ってきた。町保健医療課によると、今回の拡充で、新たに155人(4月1日現在)が適用対象となるという。

高校生の娘を持つ木村美由紀さんは「子どもが風邪をひいたり、けがをした場合も医療費が無料になって助かる」と語った。

岡田町議は昨年3月の定例会で、子育て支援を充実させるため、高校卒業までの医療費無料化を求めていた。


急病に病院がお迎え


看護師同伴、学校などへ 松山市

愛媛県松山市は昨年12月から、病児・病後児保育事業の一環として、小学校や幼稚園、保育所にいる子どもが急病になった際、看護師が保護者に代わって迎えに行くサービスを開始し、好評を博している。

同サービスについては、公明党の清水尚美市議が昨年6月定例会で、働く女性を応援する観点から早期実施を要望していた。

学校などから急病の連絡を受けた保護者が、同サービスを実施している病院(石丸小児科と天山病院)に連絡すると、看護師がタクシーで学校まで迎えに行き、病院で診察を受けることができるもので、利用するには、事前の登録が必要になる。

天山病院では既に1694人(3月末現在)が登録。保護者が支払う料金は、診察代のほか病児・病後児保育利用料2000円と学校から病院まで子どもを乗せたタクシー代で、迎えに行くタクシー代は市が負担。対象は、保育所や認定こども園に預けられている赤ちゃんから小学6年生まで。

市保健福祉部の岡本佳美副部長は「サービスの実施で共働き世帯など多くの女性が働きやすい環境になり、保護者の負担が軽減できる」と語っていた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ