e移転問題 判断を早く

  • 2017.05.24
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年5月24日(水)付



戦略本部は総力挙げよ
都議会豊洲特委で栗林議員



東京都議会の豊洲市場移転問題を審議する特別委員会が23日に開かれ、公明党の栗林のり子議員(都議選予定候補=世田谷区)が質問に立った。

栗林議員は、中央卸売市場がこれまで果たしてきた役割について、「生鮮食料品の流通にどのような効果があったのか」と質問。都側は「公正な価格の決定と取引の明朗化に加え、価格と品質の安定や保健衛生上に効果があった」と答えた。

これを受けて栗林議員は、食を支える中央卸売市場が大事な機能を担っていることを確認。老朽化する築地市場が大規模災害で使用できなくなった場合には「こうした機能が損なわれることを危惧する」と指摘した。

また、豊洲への移転に関しては、小池百合子都知事が早期に総合的な判断を下すよう「都の市場のあり方戦略本部がスピード感を持ち総力を挙げて取り組むべきだ」と訴えた。

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